2026.07.17 COLUMN
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宅配ボックスは容量だけで選んでいい?購入前に確認したい「重さ」と固定方法

宅配ボックスを選ぶとき、まず確認するのは「どのくらいの荷物が入るか」ではないでしょうか。

大きな荷物を受け取りたい。複数の荷物を入れたい。そう考えると、容量は確かに大切な比較項目です。

しかし、テレビ番組『グッド!モーニング』の宅配ボックス取材では、ルスネコボックスを使用している方から、購入時に容量だけでなく「本体の重さ」も重視したという話がありました。

屋外に置き、荷物を一時的に預ける宅配ボックスだからこそ、

「簡単に動かされないだろうか」
「ボックスごと持ち去られる心配はないだろうか」

と考える方もいるようです。

そこで今回は、各商品の公表外寸と本体重量をもとに、容量だけでは分かりにくい「大きさに対する重さ」を比較しました。

宅配ボックスの「重さ」を気にする理由

宅配ボックスは、玄関先など屋外に設置して使用するものです。

荷物が入っている時間よりも、何も入っていない状態で置かれている時間の方が長いため、ボックスそのものの重さを気にする方もいます。

もちろん、重い宅配ボックスだからといって、盗難を完全に防げるわけではありません。

しかし、本体重量は、簡単に持ち上げたり動かしたりしにくい商品を選びたい方にとって、確認しておきたい判断材料の一つです。

さらに、実際の設置では、本体重量だけでなく、専用ベース、アンカー、ワイヤーなど、どのような固定方法を選べるかも重要になります。

単純な「何kg」だけでは比較しにくい

宅配ボックスの重量を比べるとき、単純に「20kgと12kgなら、20kgの方が重い」と考えがちです。

しかし、商品自体の大きさが異なれば、重量だけを並べても公平な比較にはなりません。

同じ20kgの商品でも、外寸が大きいものと小さいものでは、「大きさに対する重さ」が異なるからです。

そこで今回は、各商品の外寸から直方体としての外形体積を算出し、本体重量を100L相当に換算しました。

100Lあたりの本体重量の計算方法

外形体積(L)

幅(cm)×奥行(cm)×高さ(cm)÷1,000

100Lあたりの本体重量(kg)

本体重量(kg)÷外形体積(L)×100

これは、実際の収納容量や素材そのものの密度ではなく、「外寸上の大きさに対して、どの程度の本体重量があるか」を見るための当社独自の比較値です。

各商品の「100Lあたりの本体重量」を比較

商品公表外寸外形体積本体重量100Lあたりの本体重量
ルスネコボックス Excellent40×40×100cm(最長部)160.0L20kg12.5kg
ルスネコボックス Premium40.5×35.5×90cm約129.4L15kg約11.6kg
B社 売上No.1商品43.3×41.7×85.5cm約154.4L約17.8kg約11.5kg
ポスト付きルスネコボックス Premium40.5×35×90cm(最長部)約127.6L14.5kg約11.4kg
A社 売上No.1商品45×35.5×111cm約177.3L20kg約11.3kg
ルスネコボックス Standard37.5×36.5×81cm(最長部)約110.9L12kg約10.8kg
ルスネコボックス ONE42×38×64cm約102.1L8.6kg約8.4kg
ステンレス系商品48×46×79.5cm約175.5L11kg約6.3kg

同じ20kgでも、大きさに対する重量は異なる

たとえば、ルスネコボックスExcellentとA社商品は、どちらも本体重量が20kgです。

重量だけを見ると同じですが、100Lあたりの本体重量に換算すると、

  • Excellent:12.5kg
  • A社商品:約11.3kg

となります。

このように、単純な重量が同じでも、商品サイズをそろえて比べると違いが見えてきます。

また、今回比較した商品では、100Lあたりの本体重量が約6.3kgから12.5kgまであり、最も数値が高い商品と低い商品では約2倍の差がありました。

ただし、この数値が高いほど、商品の品質や防犯性能が高いという意味ではありません。

鋼板の厚み、素材、内部構造、扉や鍵の仕様、重心、設置面積など、宅配ボックスの性能や使いやすさを左右する要素はほかにもあります。

あくまで、容量や価格だけでは見えにくい「本体の重さ」を確認するための一つの参考値としてご覧ください。

専用ベースを取り付けると、設置時の総重量はどう変わる?

ルスネコボックスには、商品によって専用ベースや脚を取り付けられるモデルがあります。

ベースや脚を取り付けた状態では、下部の空間も外寸に含まれるため、「100Lあたりの重量」よりも、実際に設置したときの総重量で比べる方が分かりやすくなります。

商品本体のみベース・脚装着時増加重量重量増加率
Excellent20kg26.7kg6.7kg増約34%増
Premium15kg20.7kg5.7kg増約38%増
ポスト付きPremium14.5kg20kg5.5kg増約38%増
Standard12kg17.7kg5.7kg増約48%増
ONE8.6kg10.2kg1.6kg増約19%増

専用ベースを取り付けても、基本的な設置面積は大きく変わりません。

一方で、Excellentでは6.7kg、Standardでは5.7kgが加わり、設置時の総重量を増やすことができます。

専用ベースは、高さを調整するためだけでなく、本体下部に重量を加えたい場合にも確認したい選択肢です。

ただし、専用ベースを付ければ盗難や転倒を防げるというものではありません。設置場所や床面の状態に応じて、アンカーやワイヤーなどによる固定もあわせて検討する必要があります。

宅配ボックスは「容量・重量・固定方法」で選ぶ

宅配ボックスを選ぶ際は、次の3つをセットで確認することをおすすめします。

1.必要な荷物が入るか

普段受け取る荷物の大きさや個数を考え、必要な収納スペースがあるかを確認します。

外寸だけでなく、実際の投函口や収納部の内寸、対応する宅配サイズも確認しておきましょう。

2.本体はどのくらいの重さか

簡単に動かしにくい商品を選びたい場合は、本体重量も確認します。

大きさの異なる商品を比べる場合は、単純な重量だけでなく、「100Lあたりの本体重量」も一つの参考になります。

3.設置場所に合った固定ができるか

重量だけに頼るのではなく、アンカー、ワイヤー、専用ベースなど、設置場所に合った固定方法が選べるかを確認します。

賃貸住宅など、床や壁に穴を開けられない環境では、工事を伴わない固定方法が選べることも重要です。

まとめ|容量だけでなく、置いた後の安心まで考える

宅配ボックスは、容量が大きければよいとは限りません。

屋外に長く置いて使用するものだからこそ、購入前には、

  • 必要な荷物が入るか
  • 本体にどのくらいの重量があるか
  • 設置場所に合った方法で固定できるか

まで確認しておきたいところです。

本体重量があることだけで、盗難や転倒を完全に防げるわけではありません。

それでも、「簡単に動かしにくいものを選びたい」「宅配ボックスごとの持ち去りが心配」という方にとって、重さは見落としたくない比較項目です。

価格や容量だけでなく、

「この大きさで何kgあるのか」
「設置後にどのような方法で固定できるのか」

まで確認し、ご自宅の設置環境に合った宅配ボックスを選びましょう。


※比較に用いた外寸および重量は、2026年7月時点で確認した各商品の公表値に基づきます。
※各商品の公表外寸を直方体として計算した外形体積をもとに、本体重量を100Lあたりに換算した当社独自の比較値です。実際の収納容量、素材の密度、製品の品質、防犯性能を示すものではありません。
※「最長部」と記載した商品は、突起部分などを含む最長部分の外寸を使用しています。商品の形状により、実際の製品体積とは異なる場合があります。
※No.1に関する表記は、比較対象とした各商品ページ上の表示に基づきます。
※本体重量や専用ベースだけで、盗難や転倒を防止できるものではありません。設置環境に応じて、アンカーやワイヤーなどによる固定をご検討ください。