宅配ボックスをコンクリートブロックやワイヤーで固定する方法
ネット通販利用が増え、普及しつつある宅配ボックス。
再配達が減り不在でも荷物が受け取れるので便利ですが、特に後付けの宅配ボックスは転倒や盗難のリスクが伴います。
本記事では、宅配ボックスを安全に使うための効果的な4つの固定方法をご紹介します。
この記事の目次
アンカー施工による設置
アンカー施工は、宅配ボックスを地面や壁にしっかり固定し、貴重な荷物を保護する効果的な方法です。
この方法により、宅配ボックスは外部の力によって動かず、盗難や荒天による転倒から保護されます。
固定式の設置は、長期にわたって宅配ボックスの安全性と耐久性を向上させる有効な方法です。
業者へ依頼する場合の費用
宅配ボックスの転倒や盗難防止のためアンカー施工を専門業者に依頼する際の費用は、通常10,000円から20,000円程度です。
この費用は施工の難易度や使用される部材等に影響する可能性があります。
しかし、宅配ボックスを長期間安全に使用するためには、このコストを初期投資として支払う価値はあります。
高価な部材を用いた安定性は、長期的に資産を保護するために非常に重要な投資です。
ルスネコボックス底面の図面
底面図を確認することで、宅配ボックスを所定の場所に正確にアンカー施工するための位置情報が把握できます。
ルスネコボックスシリーズの底面図は、下記をご参照ください。
宅配ボックスのアンカー施工において、以下の点を考慮してください。
正確な底面図の確認：メーカーが提供する正確な底面図に基づいてアンカーの位置を特定してください。
この図面は製品ごとに異なるため、必ずお持ちのモデルに合った図面を入手してください。
アンカー施工の正確性：図面に基づきアンカーを設置することで、宅配ボックスがしっかり固定され盗難や転倒のリスクを軽減します。
しっかりと固定されたボックスは、風や不意の接触にも動かない安定性を持ちます。
定期的なメンテナンス：アンカー施工後も、定期的にボックスの固定状態をチェックし、必要に応じて追加の固定や調整を行うことが推奨されます。
以上の点に注意することで、宅配ボックスの安全と機能性を保つことができます。
日々の生活に安心をもたらすため、正しい方法での設置を行ってください。
アンカー施工メリット
アンカー施工による宅配ボックスの固定は、美観の問題だけでなく、最大のメリットは宅配ボックスが強風や偶発的な衝撃によって転倒するのを効果的に防ぐことです。
転倒防止により、中の荷物が散乱するリスクやボックス自体の損傷リスクを最小限に抑えることができます。
さらに、しっかりと固定された宅配ボックスは、盗難リスクを抑えることができます。
地面にしっかりとアンカーで固定されるため、盗難による持ち去りが困難になります。
このようにアンカー施工は、転倒防止はもちろん、貴重な荷物を盗難から守る重要な手段です。
アンカー施工デメリット
アンカー施工にはいくつかのデメリットも存在します。
DIYなどに不慣れな方にとってはハードルが高いと言えます。
また、設置場所の地盤が硬い場合や不安定な場合には、施工が困難になり、追加の工事が必要になることがあります。
これにより、時間とコストが予想以上にかかることも少なくありません。
さらに、一度設置を決めた場所からの移動や配置変更が困難になる点も検討が必要です。 宅配ボックスのセキュリティを確保するためには、転倒や盗難防止のためにしっかりと固定することが重要ですが、その分、将来的な柔軟性が犠牲になることも考慮する必要があります。
市販のブロック等を使用した固定方法
アンカー施工までしなくても良いと言う方は、ホームセンターなどで売っている市販のコンクリートブロックやスライドブロックを利用して宅配ボックスを固定し、転倒や盗難のリスクを低減する方法もあります。
この手法は、専門的な技術を必要とせずDIYが可能ですので、コストを抑えて効果的に宅配ボックスの安全を確保できます。
固定方法
コンクリートブロックの使用：コンクリートブロックはある程度重量があり、宅配ボックスをしっかりと地面に設置できます。
ブロックの下に適度な土を敷いてから宅配ボックスを設置すると、さらに安定感が増します。
スライドブロックの活用：スライドブロックは、宅配ボックスの底面に合わせて簡単に位置を調整できます。
このブロックを四角く配置し、宅配ボックスを中央に置くことで、四方からの圧力を均等に分散させ、転倒を防止します。
フリーウェイトでの固定方法
宅配ボックスの底面に重りとしてフリーウェイトを設置することで、ボックスの安定性を高めることができます。
この方法は、土や芝生の地面だけでなく、アスファルトやタイル面にも適しています。
フリーウェイトの重量が、強風時でもボックスがずれたり倒れたりするのを防ぎます。
また、設置が非常に簡単であるため、誰でも迅速に実装できます。
設置場所を変更する必要がある場合でも、簡単に移動できる利点もあり、地元のホームセンターやインターネットで容易に入手できるフリーウェイトを用いることで、DIYに不慣れな方でも安心して作業を行えます。
この方法のもう一つの利点は、経済性です。
フリーウェイトは非常に低コストで入手可能で、高価な固定用具も購入する必要がないため、効果的かつ経済的な盗難防止対策を実現できます。
市販のブロックやウェイト使用のメリット
市販のブロック等を宅配ボックスの安定化に活用することは多くのメリットがあります。
まず、特別な技術や道具を必要とせず、誰でも簡単に設置できます。
そして、ブロックの重量により宅配ボックスが地面にしっかり固定され、風や予期せぬ接触による転倒を効果的に防げます。
市場にはさまざまな種類のブロックが安価で提供されており、耐久性やデザインに優れたものを選ぶことができます。
この多様性は宅配ボックスの所有者に自宅の外観との調和だけでなく、安全対策を求める方にも十分な選択肢を提供します。
また、価格帯も手ごろで、初めて宅配ボックスを設置する方でも負担なく対策を講じることができます。
市販のブロックの利用は、宅配ボックスの転倒防止だけでなく、盗難防止にも一定の効果があります。
重いブロックを使用することで容易に持ち去ることが難しくなり、不正な侵入を防ぐ助けとなります。
このように、安価で簡単に設置できる市販のブロックは、宅配ボックスの安全性を高める上で非常に有効です。
市販のブロックやウェイト使用のデメリット
まず、これらのブロックは重く、設置にかなりの労力が必要です。
特に力仕事が苦手な方にとって大きな障壁となる可能性があります。
また、市販のブロックの多くは工業的な見た目をしており、家の外観や周囲の環境に馴染まないことがあります。
美観を重視する場合、これらのブロックが景観を損ねる原因となることも考えられます。
さらに、高品質のブロックは高価な場合があり、予算内での対策を考えている方にとってコストが大きな懸念材料となります。
他の安価なオプションを探す場合、耐久性や安全性が犠牲になる可能性もあります。
ルスネコボックスのブロックによる設置は、
姉妹店：バランスボディ研究所のFAQ
「ルスネコボックスのアンカーでの固定方法」をご覧ください。
セキュリティワイヤーを使用した設置
宅配ボックスの固定方法として、セキュリティワイヤーの使用が注目されています。
この方法は設置が簡単であり、宅配ボックスをしっかり保護し、転倒や盗難を防ぐ効果があります。
セキュリティワイヤーの最大の利点は柔軟性です。
それなりの耐久性を持ち、鋭利な切断器具にもある程度対抗できる構造ですが、適切な選定が必要です。
市販のセキュリティワイヤーはさまざまな太さ、材質、長さがありますので、宅配ボックスのサイズや設置場所の条件に合わせて選ぶことが大切です。
設置時には、ワイヤーを宅配ボックスの一部と固定ポイント（例えば金属製のポールや家の壁）にしっかり巻き付け、専用の鍵またはロック機構で固定します。
この際、ワイヤーに緩みはないか、結束部分へ簡単に触れられる位置にないかをチェックすることが重要です。
このようにセキュリティワイヤーを使った宅配ボックスの固定は、簡易ながらも高い保護を提供します。
ネットでの買い物が増える中、宅配ボックスは私たちの生活に欠かせないものとなっています。
そのため、適切なセキュリティ対策を施し、安心して利用できる環境を作ることが大切です。
ルスネコボックス専用セキュリティワイヤー
ルスネコボックス専用のセキュリティワイヤーもオプション品として取り扱っております。
このワイヤーは、ボックス専用に設計されており、耐久性と安全性でユーザーから高評価をいただいております。
ボックスをジャストフィットで固定することで、転倒や盗難をしっかり防ぎます。
詳しくは「ルスネコボックス専用セキュリティワイヤー」をご覧ください。
セキュリティワイヤー使用のメリット
セキュリティワイヤーは、その手軽な設置方法と移動の自由度が大きなメリットです。
ワイヤーを使えば、わずか数分で宅配ボックスを他の固定物と固定できます。
この固定により、盗難防止に大きな効果を発揮します。
また、地震や強風などの自然災害が発生した際にも、セキュリティワイヤーは宅配ボックスの転倒を防ぎ、中の荷物を守る重要な役割を担います。
耐候性に優れた強固なワイヤーを選ぶことで、長期間にわたって安心感を得ることができ、日々の生活において高い効果が期待できます。
セキュリティワイヤー使用のデメリット
セキュリティワイヤーを使用した宅配ボックスの固定は、簡単にできる盗難防止策ですが、デメリットもあります。
最も大きな問題は、設置できる場所が限定されることです。
セキュリティワイヤーは固定箇所に依存するため、適切な場所がないとボックスをしっかり固定できません。
また、セキュリティワイヤーは切断工具で切断できてしまうことも弱点です。
高いセキュリティを維持したい場合は、ワイヤーだけに頼らず、他の施工方法と組み合わせたり、監視カメラやアラームシステムの導入など追加の防犯対策が必要です。
セキュリティワイヤーを用いる際はこれらの点を踏まえて、安全かつ効果的な設置計画を立てることが大切です。
包括的な安全対策を検討し、貴重な荷物を守るための対策を強化しましょう。
ルスネコボックス専用ベースによる設置
ルスネコボックスで転倒・盗難対策をするのであれば、専用ベースを活用することをお勧めします。
専用ベースに水の入ったペットボトルやコンクリートブロックを入れて重りとして使うことで、宅配ボックスが風で倒れるのを防ぎます。
ペットボトルを入れて災害時の備蓄用としているユーザー様もいらっしゃいます。
専用ベースのメリット
専用ベースを採用する重要性は、転倒や盗難を防ぎ、利用者の利便性を向上させる点にあります。
特に積雪地域で、専用ベースは地面から高さを確保し、雪で扉が開かなくなることを防ぐことができます。
また、屈むことなく荷物を取り出せます。
この高さは、腰痛を持つユーザーにとっても重要で、日常的な利用を楽にします。
さらに、専用ベースは宅配ボックスを安定させ、強風時でも倒れにくくし、屋外環境での安全性を高めます。
盗難防止機能も備えているため、荷物を不正な持ち去りから守り、安心して利用できます。
専用ベースのデメリット
専用ベースのデメリットは、初期投資として、宅配ボックス本体だけでなく専用ベースも購入する必要があり、総費用は高くなります。
専用ベースの性質上、移動が困難になる点もデメリットです。
ですが、本体を専用ベースから外すことで移動は容易になります。
移動も頻繁には発生することはないと思われますので、メリットの方が大きいと言えます。
まとめ
この記事では宅配ボックスの固定方法について詳しく解説しました。
転倒や盗難を効果的に防ぐために、宅配ボックスをしっかり固定することは非常に重要です。
また、定期的なメンテナンスを行い、常に最良の状態を保つことも重要です。
宅配ボックスを設置する際には、各固定方法のメリット・デメリットをよく確認し、適切な準備と対策で、転倒や盗難から宅配ボックスを守りましょう。
